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みなさんは『ハルキスト』をご存知だろうか。









ハルキスト

ハルキストは、村上春樹(小説家)のファンの通称。 

ハルキストは、村上春樹の小説やエッセイから伺える村上の趣味や生活スタイルに影響を受けている場合がある(マラソン・水泳、映画、文学、音楽、料理、猫など)。 ハルキストが求める村上春樹関連の情報源は、村上春樹自身の著作だけでない。第三者によって著された、村上春樹の小説に登場する音楽、料理を紹介する本の出版もある。村上春樹は、そのような書籍が自分の管理下におかれていないことを懸念する見解を表明している。


みんな大好きWikipediaより








春樹と主義者を表す「ist」を接続してハルキスト。

文章にするとわかりにくいが、つまりはネットスラングで言う所の『信者』ですね。

シャーロックホームズのファンが『シャーロキアン』と呼ばれるのと同等でしょう。

ちなみにシャーロキアンはファン同士で交流会・読書会をしたり、

舞台となった土地や建物を観光して楽しんでいるようです。

どの国のオタクも同じような事をしているわけですね。


そして『ハルキスト』と呼ばれる人たちがどんな活動をしているかというと、

毎年、村上春樹がノーベル文学賞を授与されるのを待ってる痛い人たち


と言うと語弊がある。



これはあくまでマスコミに取り上げられる一部のハルキストの方々なのであって、

村上春樹ファン=気持ちの悪い人たち、という印象操作をしたいわけでないのです。

私も村上春樹の作品は何冊か呼んだ事があります。

感想はなんて言うか、その、読みやすくて良いよね!

そうです、私は村上春樹の小説を面白いと思っているし、

ディスるつもりなど毛頭ないのです。




余談ですが、この記事を書くにあたって

『ハルキスト』の事をネットでも調べてみました。

その結果・・・







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・・・・・・・。








よかった、
 
世の中には私と同じような考えを持つクズが
 
いっぱい居るんだなぁ。














さて、それでは本題のノーベル文学賞について。

日本には今までノーベル文学賞を授与された作家は川端康成と大江健三郎ですね。

川端康成が受賞するに至るまでの経緯にこんな話があります。


ノーベル文学賞の選考員が、そろそろ日本の作家に授与するべきと考えていた頃。

日本人作家の中で候補に挙がったのが川端康成と三島由紀夫だった。

しかし三島は自身も作風も政治的に過激な思想をもっていると判断され、

結果としてアジア極東の独特な感性と美意識に重きを置く作風の川端に与えられた。

また当時、三島は自らが書いた『宴のあと』がプライバシー問題で起訴されており

日本ペンクラブの代表であった川端に裁判のバックアップを頼んでいて、

川端はその駄賃として自分のノーベル文学賞推薦文を三島に書かせたという。


これはノーベル文学賞の選考員が公式に発表したものではないので

真偽のほどは定かではありませんが、影響力の大きい賞には 

いざこざが付き物だというのは事実なのだろうと思います。


さて、それでは村上春樹がノーベル文学賞をとれるか否かですが、

村上春樹がノーベル文学賞の候補に挙がっているという情報は

現段階では真偽すら不明であり、

そのような事をノーベル文学賞は一言も発表していません。


更に踏み込んで考えると、「村上春樹ノーベル文学賞候補」というネタは

マスコミや出版社が意図的に発信したステルスマーケディングかもしれず、

当のノーベル賞側では話題にすら挙がっていない可能性すらあるのです。


あー、バカバカしい。

日本アカデミー賞の存在と同じくらいバカバカしいですね。

そしてなんと言っても、名誉や権威にすり寄るハルキストが一番バカバカしい。

作品が作者の意思から離れて動き出す、なんて表現をよくされますが

ここまで行くと作家も大変だな、と本心から同情するというお話でした。

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