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店員が売りたい本を選ぶのは良い事なの?








海堂尊の公式HPより(http://author.tkj.jp/kaidou/2014/02/post-81-5.php)
本屋大賞について
海堂尊のコメント

 忘れないでほしいのは、本屋大賞にうつつを抜かしている書店員さんの生活の糧を支えているのは、受賞作や神7の作家の作品以上に、本屋大賞に見向きもさ れない作家の売り上げだという事実です。そのことを心底理解していたら、本屋大賞のキャッチコピーをあんな無神経なまま使い続けないと思います。そんなこ ともわからずに、本屋が権威になったかのように特定の本を「一番売りたい本」なんてコピーをつけて特別扱いするなんて、「選ばれた本以外の本」をバカにし ているのではなかろうか、と思ってしまいます。

 

 でも、権威主義で鈍感な人たちには何を言ってもムダなこと。それは一部の法医学者や病理学会上層部の人たちのことで経験済みです。まあ、不毛ですね。

 

  そんな風に一部書店員が勘違いをしてはしゃぎまわるものだから、かつて二万店以上あった書店数が一万五千店台まで落ち込んでしまうのです。だからせめて良 識ある方たちがこの文章を読んで、文学界は伐採されるばかりで近いうちに焦土になってしまうかもしれないと、私と共に危惧していただけるとさいわいです。
 
2014年2月22日 海堂尊









私は本屋大賞で選ばれた作品をひとつも読んだ事がない。
 
本屋大賞というコンテストそのものが気に食わないからである。

 

本屋大賞は今や文芸の流行を作り出すまでのビッグタイトルにまで成長した。

たしかにキャッチーで話題性もあり、メディアにとっても取り上げやすい、

極めてシンプルでわかりやすいコンテストだと思う。

本屋の店員という身近な存在の投票で決めるコンテストというのも目新しい。

だってそういうものは今までなら“賞”ではなく“ランキング”と呼んでいたからだ。

つまるところ本屋大賞とは文芸賞でもなんでもなく

一般人の投票数で決めるただのランキングなのだ。

それを偉そうに大賞と呼んでいるだけ。

だから結果として個性の欠片もない人気ランキングが出来上がり、

「これもう売れてるじゃん」っていう作品が大賞を取る。

他の文学賞のように審査員同士が直接、顔を合わせて議論するような事はしない。

Amazonの売れ筋ランキングと入れ替えてもほとんど遜色ないんじゃないだろうか。

(決して、これまで本屋大賞を受賞した作品に個性がないと言っているのではありません)



本屋大賞の上手いところは「書店員さんが選ぶランキング」とは名付けなかったところ。

いや、上手いというよりか姑息なところと言った方がいいかもしれない。

対照的な例として、「このミステリーがすごい!」をあげてみよう。

これは文学賞という枠組みから外れたコンテストだというのが一目でわかる。

なんといったって、まったく格好つけてない。

むしろ開き直って堂々としてる感が気持ちいいくらいだ。



また、作家の西村賢太が以前に番組で本屋大賞にケチを付けていたのを思い出す。

「書店員が偉そうに、あいつらは利権・権威を掲げたいだけ。
 ああいう奴らは俺の本は平積みしないんだよな」


私は、ああそうだよなぁ、と共感しつつ笑ってしまった。

あいつらは読書がオシャレの一貫だとでも思ってんだよなあ。



まあ、このように私に本屋大賞の愚痴を語らせるといつまでも書き続けてしまうので

このブログの読者の精神衛生と、私の肩こりのためにも、次の文句を最後に幕としたい。






本屋大賞を発表するとき壇上でババアが

「今年の大賞はぁ〜〜〜〜?・・・・・・こちら!」

ってためて言うのやめろ!!!

めっちゃムカつくわ!!


クソババアがwwwwwwwww




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